レッスン2 その1マハームドラ

クリヤヨガ の実践からの恵み

クリヤヨガ をおこなえばおこなうほど、

効果が得られるのだ。

シャーマ・チャラン・ラヒリ(ラヒリマハサヤ大師)

 

それではレッスン2に進みましょう。

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ファーストクリヤイニシエーションの

クリヤプラナヤマを授かると

多くのスクールでは、このマハームドラを学びます。

 

マハームドラとは

偉大なる運動という意味です。

このプラクティスはクリヤヨガ の技法の中でも

重要なものの一つです。

このプラクティスはクリヤヨガ の実践前

に背中全体、特に背骨のスレッチのために行います。

 

ヨーガの中でも背骨および背中というものは

大変重要な部位です。

背骨には3つの重要なナディ

イダー、ピンガラ、スシュムナ管が存在しています。

この管の中のプラーナが滞ることは

全身のプラーナの流れを妨げてしまいます。

 

また

背骨には神経が走行していて

柔軟な背骨を保持することは大変意義あることなのです。

ですから

このエクササイズは

毎日、習慣的におこなってください。

 

このマハームドラは

いわゆるストレッチでいう前屈です。

ただ

目的は背中の柔軟性だけではなく

ムラダラチャクラで3つのナディが合流する場所

トリベニのプラーナの障壁を取り除くことが目的です。

その結果、プラーナはスシュムナ管に入り

スワディスタナ・チャクラから

マニピュララ・チャクラへと上昇して行きます。

 

伝統的なクリヤバンはこのエクササイズを重要視していて

90分以上行うように指導している人もいます。

また片足ずつ左右で150回以上バウンドして

柔軟運動をおこなうよう指導する人もいます。

 

私はクリヤヨガ だけではなく

シヴァーナンダヨーガの上級講師コースを卒業し

哲学や瞑想だけではなく

アドヴァンス(上級)アーサナを学び指導してきました。

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私個人の考えでは

この両足を揃えた前屈(パスチモッターナサナ)の準備段階として

片足ずつの前屈を行い

そのあと両足を抱えるストレッチを行うと良いでしょう。

(片足ずつ抱えてストレッチしてから両足を抱えましょう)

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 よく行われているような

勢いをつけて上半身をバウンドさせたり

無理に引き延ばすのは怪我の元です。

 

クリヤヨガ のスクールによってバリエーションは違いますが

目的として背骨が十分にストレッチできれば良いのです。

 

次回はオーソドックスな

マハームドラのバリエーションを紹介しましょう。

 

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