実習における注意点
実習中に、ひと突きごとにOMを唱えますが
呼吸は自然にまかせます。
タッピング(ひと突き)の間隔は人それぞれですが
私は1秒間に3回程度の早さです。
心地よく感じられるスピードと強さでおこなってください。
実習は前位クセトラム(臍)と
後位クセトラムの両方で2分弱ほどの時間でおこないます。
4セット行うことで8分ほどの長さになるでしょう。
あくまでもこれは目安です。
スクールによるバリエーション
クリヤヨガ はSRF(パラマハンサ・ヨガナンダジ)だけで
教えられているものではありません。
ラヒリマハサヤ大師にも多くの弟子がいましたし
スリユクテスワギリの弟子も数多くいます。
有名なひとりがスワミ・ハリハラナンダです。
英語がある程度不自由しない方は
のHPを見てみてください。
真ん中の本がスワミ・ハリハラナンダジの本です。
左の本はスワミ・ニッティヤナンダの本です。
正直なところ
クリヤヨガ の本質は伝統ヨーガとなんら変わりません。
私が卒業したシヴァーナンダヨーガでも
弟子のサティヤナンダ先生の
でもクリヤ ヨガは教えています。
なぜこんなにSRFや一部の団体が秘密主義になったのか
SRFの会員である(であった?30年前だから名簿に載ってないかも笑)
私でさえもよくわかりません。
おそらくヨーガの神秘性を追い求める人に魅力的なのでしょう。
しかしながらヨーガの道は八支則より構成されていて
一つ一つが大事なのですから
昨今のようにタントラやヨーガの秘密が一人歩きする風潮は
本末転倒とも言えると思います。
今のままでは法外な料金で教える人や
まったくクリヤヨガ でもないものを教える人が横行していて
混乱を招いているため
あくまでクリヤヨガ のガイドラインを示す
という目的で情報を公開しています。
さて話を戻しましょう。
いくつかのバリエーション
*ナヴィクリヤ の臍のタッピングを行なわないスクールもあります。
背部のみ実践する方法です。
*臍のタッピングよりも背部のタッピングを重視してより多く行う
*タッピングを心の中で行う方法
もしくは手を使うタッピングと併用する。
*チャクラの上げ下げでの終着点はムラダラチャクラ以外でも
構いません。オームジャパのプラーナを
自分が必要だと思うチャクラに帰着させる方法です。
*ナヴィクリヤ を4セット行うのではなく
クリヤ プラナヤマの実習と合わせて行う方法です。
つづく
マリア・ステファノ
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