マントラ ジャパヨガ

マントラの力

 

マナスあるいは心を救うものこそマントラである。

シャーマ・チャラン・ラヒリ

 

さてクリヤヨガ の技法として、というよりも

伝統ヨーガの大事な根幹である

バクティー(信仰)という観点から

ジャパヨガおよびマントラについて説明しましょう。

なんとなればクリヤヨガ も伝統ヨーガの一つに過ぎず

いつの間にか神聖化されてしまいましたが

そのヨーガの技法の多くは

多くの伝統ヨーガの実習者が周知のものだからです。

 

私自身がSRFや他のクリヤヨガ のスクールで30年前に学んだように

世界中には各スクールのクリヤヨガ を学んだ人が多くいます、

 

またシヴァーナンダヨガ の創始者である

スワミ・シヴァーナンダの弟子の一人

スワミ・サティヤナンダ もビハール・スクールで

クリヤヨガの本を書いています。

邦訳はありませんがとても良い本です。

A Systematic Course in the Ancient Tantric Techniques of Yoga and Kriya

私も愛読しています。

シヴァーナンダヨーガのATTCを卒業したこともあって

個人的にはビハールスクールをとてもリスペクトしています。

Zentra 焼津スタヂオ

でマリオさんがビハール・スクールでクリヤヨガ を学んでいますので

そちらで学ぶのも良いのではなかと思います。(勝手に宣伝してごめんなさい)

奥さんのノリコさんもシヴァーナンダのATTCを卒業されていて

お二人とも大変素晴らしい先生です。

 

さて話を戻して

 

ヨーガではバクティ(信仰)とカルマ(無私の奉仕)の

根っ子がなければ木としての根幹は成り立ちません。

 

逆を言えばクリヤヨガ の技法は

よりよく人生をヨーガ的に生きるための

手段であり、人生という重荷を持ち上げる

一つのテクニックなのです。

 

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、

わたしのところに来なさい。

わたしがあなたがたを休ませてあげます。

わたしは心優しく、へりくだっているから、

あなたがたもわたしのくびきを負って、

わたしから学びなさい。

そうすればたましいに安らぎが来ます。

わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。

(マタイ11:28〜30)

 

ですから

クリヤバン(クリヤヨガ の実践者)は

日常的にジャパヨガ をする習慣を身につけましょう。

シータラーマさんではマーラー(数珠)も多く扱っています。

ぜひ気に入ったマーラーでジャパ(神の御名の唱名)を

してみてください。

通常はグルからマントラを灌頂(イニシエーション)の時にいただきますが

自分でマントラや好きな神様の名前を選択しても構いません。

一度マントラや神様の名前を決めたら

コロコロと別の名前やマントラに変えずに

同じマントラと神様の名前を口にしましょう。

 

また

キールタンとかバジャンという

ナーダヨガ (音楽のヨガ)もあります。

 

 

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