スワミジの言葉 イエスの生涯 新連載 5

さて、イエスがベタニヤでらい病人シモンの家におられた時、

ひとりの女が、

高価な香油が入れてある石膏の壺を持ってきて、

エスに近寄り、

食事の席に着いておられたイエスの頭に香油を注ぎかけた。

すると、弟子たちはこれを見て憤って言った、

『何のためにこんな無駄使いをするのか。

それを高く売って、貧しい人たちに施すことができたのに

エスはそれを聞いて彼らに言われた

『なぜ、女を困らせるのか。

私によい事をしてくれたのだ。

貧しい人たちはいつもあなた方と一緒にいるが、

私はいつも一緒にいるわけではない。

この女が私のからだに香油を注いだのは、

私の葬りの用意をするためである。

よく聞きなさい。

全世界のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所では、

この女のした事も記念として語られるであろう』

マタイ26章6~13節

 

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霊と対峙する物

さて、

最初の弟子たちが主イエスのもとに集い従っていました。

パリサイ人たちは、ある日、

エスの弟子たちが安息日に、

麦の穂を摘んで食べているのを発見しました。

これを主に告げに行くと、主はこう言われました。

安息日は人のために定められたのであり、

人が安息日のためにあるのではない。

だから人の子は安息日の主でもある」

これは(イエスのとがの)別の機会を待っていた、

パリサイ人たちを大いに不快にした。

エス安息日シナゴーグ(会堂)で教えている時に、

パリサイ人たちは安息日に彼を癒すかどうかを試すために、

病気の男を連れて行きました。

エスは彼らに目を向けて、

安息日に正しいのは善行か、それとも悪か?」と尋ねました。

彼らは答えられませんでした。

するとイエスは病人のところに行き、彼を癒したのです。

これが決定的にパリサイ派の人々との対立につながりました。

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エス過越の祭りに参加するためにエルサレムに行き、

その夜パリサイ派の一人であるニコデモに会いました。

ニコデモは、

エスが神のもとから来た教師であることを認めていましたが、

「あなたの全ての教えを認めて理解することができません」

と語りました。

すると主は、

深く霊的な、示唆的な言い回しでこう答えました。

 

「人は再び生まれなければ、神の国を見ることはできません。」

肉によるものではなく霊的に生まれ変わらなければなりません。

主イエス

心の真の変化が再生を成し遂げることを示したのです。

 

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エルサレムからガリラヤへ帰る途中、

エスはサマリヤの町を通りました。

サマリヤのシカルで、彼は井戸の近くで休息を取り、

弟子たちは食べ物を買うために町に入っていきました。

そこへサマリア人の女が水を取るために井戸に来たのです。

主は彼女に、

水を飲みたいので水を分けて欲しいとお願いしました。

当時は、

ユダヤ人はサマリア人とは関わりを持ちませんでしたので、

女は躊躇しました。

すると主は彼女の過去の人生について語りました。

すぐに彼女は主イエス預言者であることを理解しました。

主もご自身がメシアであることを認めました。

驚いた女は町の人々全員にこの事柄を広めたため、

人々は彼のもとに集まり、

「この方こそ世を救うまことのキリストである」

と宣言したのです。

(訳注 ヨハネによる福音書4章1~26節)

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主イエスがカナに帰ると、ある高貴な人が近づいてきて、

カペナウムで彼の子供が瀕死な状態であると述べ、

癒しの恵みを主に祈り求めました。

主は答えました。

「帰りなさい。あなたの息子は助かる」

主がこの言葉を発した瞬間、息子は健康を取り戻した。

高貴な人がカペナウムに帰るやいなや、

彼のしもべたちは幸せな知らせで迎えたのです。

 

 

 

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