第2章 女神官 בBeth
1.女性は「性の錬金術」の竃(かまど アタノール)である。
(性の錬金術とは性魔術を意味する。 編者)
2.人間はエデンの扉を通って楽園を追放された。
エデンとは、まさしく性を意味している。
3.エデンの楽園の扉とは性のことである。
4.エデンの園に入場したい者は、
その扉を探さなければならない。
5.女性こそが、その扉である。
6.東洋の神秘学徒はクンダリニーの覚醒について語っている。
9.クンダリニーは、魔力を持った火の蛇である。
10.クンダリニーは、巨大な力を有する火そのものである。
11.その強大な火は、ムーラダーラ・チャクラの中で眠っている。
- ムーラダーラ・チャクラは尾骨にある教会である。
13.ムーラダーラ・チャクラは尾骨に存在する。
- ムーラダーラ・チャクラには、
四つの花弁が十字を形つくっている。
15.これが炎の剣である。
エデンの東にはケルビムと回転する炎の剣が置かれた。)
16.この炎の剣によって、ノーシスの弟子はすべての力を目めさせ、
地、水、火、風を支配する力を目覚めさせることができ、
宇宙の司祭、宇宙の王になることができる。
17.一本の管が脊髄に沿って存在しており、
東洋の神秘学ではスシュムナー管と呼ばれている。
18.この脊髄内のあるスシュムナー管には、
細い神経経路が存在し、この管の中をクンダリニーは上昇する。
19.クンダリニーがこの神経経路を上昇するにつれて、
全ての神秘的な力が目覚めていく。
20.クンダリニーの覚醒の秘密は次の行為に要約できる。
21.男根を女陰の中に挿入して、
精液を射出(射精)せずに離れることである。
22.性欲を抑制することにより、
精液(性エネルギー)は頭部まで上昇するだろう。
23.このようにして、クンダリニーは覚醒する。
24.このようにしてノーシスの弟子たちは神々になることができる。
25.この性行為をゆっくりと時間をかけて行うのである。
26.この性魔術の交わりの間、
マントラ「ディス、ダス、ドス(DIS DAS DOS)」を発声する。
27.このマントラは、一節ずつを長く伸ばして唱える。
28.「ディースー、ダースー、ドースー」
(DIIISSS DAAASSS DOOOSSSS)
SSSは歯の隙間から漏れる音で、
この音は火の蛇クンダリニーを覚醒させる。 編者注)
29.この性魔術を実践中に、
アストラル界には両性具有者であるケルビムが誕生する。
このケルビムは全てのチャクラを開発し、
我々を神々に変える力を持っている。
30.そのケルビムは男性のようであり、また女性のようでもある。
31.紫色のチュニックは足元まで覆っている。
32.この存在は完全なる両性具有者である。
何故ならば男性器と女性器を有するからである。
33.ケルビムは、二人が性的に結ばれた瞬間に誕生する。
34.性の秘儀のエクスタシー(恍惚)の間に産まれるのである。
35.ケルビムはエデンの園に秘められた力を所有している。
36.男と女は原罪を犯し、楽園を追放されたが、
追放以前に持っていたパワーをケルビムは所有している。
37.ケルビムはエデンの園の扉の鍵を持っている。
38.性の秘儀のために性的に結ばれた男と女は、
クンダリニーを目覚めさせて、全てのチャクラを開くように、
心合わせてケルビムに命じなければならない。
39.男と女が命じるならば、ケルビムは命令に従って、
あらゆる魔術的な力を解放するであろう。
40.神々の一人になりたいのであれば、
一生の間、精液を一滴ですら漏らしてはならない。
41.一回の射精であっても、この「マグヌム・オプス」
大いなる業を水泡に帰するのに十分である。
42.この性の秘儀は、
法的に結ばれた夫婦の間でのみ行うことができる。
智天使 ケルビム
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