寒いですね 北海道より

現在、世界は多くの問題を抱えている。

未知のウィルス、世界経済の低迷、

地球規模での気象の変化、地殻の変動などである。

大規模な変化は個々の意識へ少なからず影響を与えている。

現代の科学では、このような異常な現象は説明しきれない。

だが、私たち秘教を研究する数少ない者には、

遠い過去から警鐘を鳴らされてきた事柄であり、

実を言うと、さらなる苦難が人類を待ち受けている。

だが心配は要らない。

何となれば私たちは霊であり、この世は仮初めに過ぎないのだ。

 

 

目次

新しい時代の幕開け

とはいえ、多くの方は不安を抱えているであろう。

本書では、根本的にあらゆる問題を解決し、

幸福に至るマスターキー(万能の鍵)を皆さんに与える。

個々の自己変革こそ、世界を救う力である。

そのマスターキーとはクリヤ・ヨガの技法「ハム・サー」である。

この技法は秘密とされており、長らく人類には隠されてきた。

なぜ私にこの秘密を公開する使命が与えられたのかは、私にも知る由がない。

私は以前より伝統的なクリヤ・ヨガに技法について、

拙著にてお伝えしてきたが、それはこの「ハム・サー」をはじめ、

人類がまだ知らない叡智を手渡す準備のためである。

 

 

新時代の幕開け

実のところ、あらゆる古今東西の秘教、知識はもはや古く、

何の役にも立たない。ヒマラヤの聖者ババジと彼らの弟子たち、

また彼らを神と崇める数多くの教団、

彼らの教えは時代遅れであり、もはや何の役にも立たない。

薔薇十字学、神智学、様々な秘教を謡う教えは、

すでにその役目を終えてしまった。

1962年2月4日に水瓶座が支配する新時代が始まったからである。

インド占星学ではすでにドワパラ・ユガに入ったことを、

スリ・ユクテスワル大師は宣言されている。

 

 

今後、地球は大変動を遂げる。

多くの人々が希望を抱いている、

アセンションは全くのファンタジーである。

万物は死に、そして再生する。

この地球も物質的な世界から、霊的世界に移行するだろう。

その時、地球は火に包まれ、水によって終りを告げる。

残念ながらごく少数の人々のみが生き残り、

地球の大変動ののちに、新しい文明を築くだろう。

この書は、その数少ない人々を準備するために書き表した。

 

 

痛みと苦しみなしに、新しいものは生まれない。

いつの間にか世界が理想郷となり、

私たちも自然と霊的な存在に変わり、

永遠の幸福に至る。

これはファンタジーであり、妄想である。

イエス・キリストが教えたように、死は再生の礎である。

「一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一粒のままです。

しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。

自分のいのちを愛する者はそれを失い、

この世で自分のいのちを憎む者は、

それを保って永遠のいのちに至るのです。」ヨハネ12章24

 

 

1962年2月4日、2時から3時の間に、

水星、金星、木星土星が太陽、地球、月と共に、

水瓶座宝瓶宮)の星位に位置していた。

またこの時、アジアでは日食と月食が見られた。

このような惑星の会合は、2160年に一度しか起きない。

これは魚座双魚宮)の時代の終わりをも意味しており、

これは古い自我意識に閉じ込められた世界の終わりも意味する。

それは唯物主義の終わりであり、霊的世界の黎明である。

水瓶座の主星は天王星であり、

天王星は性的パワー、シャクティーを意味する。

 

 

このことは、古い封建的世界では許されなかった、

性についてのあらゆる叡智が公開されることを意味する。

ババジが教えた、クリヤ・ヨガにはこのことは含まれてはいない。

何故ならば、人類には準備ができていなかったからだ。

スリークリシュナがこの世界を去ったときに、

カリユガが始まり、世界は霊的な闇に閉ざされてしまった。

今再び、太陽系は霊的太陽であるシリウスに近づこうとしている。

だが、忘れてはならない。

夜明けが近いときこそ、最も闇が濃くなることを。

シリウスは双子星であり、もう一方の星は大いなる闇である。

 

 

また月の力は二重の力を持っている。

現代の科学では解明されていないが、月には二つの衛星があり、

古代の科学ではその星はナヘマとリリスと呼ばれていた。

この黎明期には、シリウスの双子である悪の力と、

ナヘマとリリスによる大いなる影響を受けるだろう。

この力は、人間の潜在意識にある獣性を大いに刺激して、

想像もし得ないほどの犯罪と残虐行為を起こさせる。

しかし、霊的な知識とダルマ(得)に基づく振る舞いをするものは、

これらのネガティブで悪の力を利用して、霊的な飛躍を遂げるだろう。

だが多くの人々はこの力に飲み込まれるであろう。

そして、この第5番目の人類は大規模な天変地異と世界的な戦争の中、

地上から姿を消すのは疑いようがない。

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