目次
以前の著書で述べたように、
ドリームヨガの進歩の兆候は、曖昧模糊な夢の表現、
断片の中に自ずと垣間見ることができる。
志願者は眠りから目覚める時に目を閉じたままでいなさい。
その兆候(シンボル、音色、人物など)を手掛かりとして、
映像などを視覚化して夢の中に入り再生する。
つまり意図的に同じ夢を再生するということだ。
自己コントロールと明晰な意識持って同じ夢をみる。
この時、志願者は自分の夢の演じ手でもあり観客でもある。
この方法によって、志願者はいとも容易く、
アストラルトリップ(幽体離脱)をして肉体外で活動ができる。
夢の中で意識を目覚めさせた時、
志願者のアストラルボディは物質の法則から解放され、
高次元の宇宙の法則に浸透する。
エクササイズ
志願者はベッドに横たわり、
夢の記憶の断片をたどり、瞑想し意図的に眠りに戻る。
隠者が行うように、瞬く間に夢を再生して再体験しよう。
その時志願者は意のままに夢の場面から離れることができる。
夢は瞬く間に消えて、異世界にいることに気がつくだろう。
そして超感覚世界を旅する。
一度でもこのテクニックを習得したならば、
いかなる夢もその目的のために利用することができる。
(このエクササイズは二つのステップがある。)
意図的に夢を繰り返すことは、
意識を目覚めさせるための第一のステップだ。
第二のステップでは、夢のドラマの最中に、
意のままに自身を夢から分離させる。
志願者中には第一のステップでは成功するものの、
第二のステップに進むための十分な力を持たない者もいる。
様々な秘教的な教えの中で、
なぜ夢に関するエクササイズを重視するのか?
それは、「ドリームヨガは「複数の我」を根絶して、
意識覚醒に至るための、重要な準備する」というのが理由だ。
「アナワクの秘密の教義」より
コメント