OM 皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日も翻訳の記事を更新します。
巷では様々な瞑想の本や教えが氾濫していますが、
何事も伝統的な教えにかなうものはありません。
んぜならば、ヴェーダには本質が映し出されているからです。
ヴェーダ哲学には悟りを開いた聖者の教えが存在しており、
スワミ・シヴァーナンダの解説は皆様の目を覚まし、
洋上にさまよう船が灯台を見つけたときのように、
真の平安をもたらすでしょうOM
純粋性と善性が満ち溢れています。
午前4時から5時の間と、夜7時から8時の間の、
1日に2回の瞑想から始めると良いでしょう。
プラクティスを重ねて慣れてきたのであれば、
ご自分の判断と裁量で、少しづつ時間を長くしていきなさい。
午前10時から11時の間や、夕方4時から5時までの間で、
3回目のプラクティスを行なっても構いません。
お気に入りの瞑想ポーズで座り、頭、首、体幹を直立させ、
目を閉じて、鼻の根元、つまり眉間に、
もしくは心臓の蓮の花のチャクラか、頭頂の王冠のチャクラに、
心穏やかに集中します。
ひとたび集中する中心を定めたのであれば、
不屈の精神で最後までそれに集中するのです。
決して変更してはいけません。
もし他のチャクラに集中した後に、
心臓の蓮のチャクラを選択したのなら、
粘り強く心臓の蓮のチャクラに集中するのです。
このようにするならば、あなたは急速に進歩できます。
瞑想には2つの種類があります。
つまり、サグナ(グナ:質を伴う)瞑想と、
ニルグナ(グナス:質を伴わない)瞑想です。
(グナ(गुणGサンスクリット語で性質・属性の意味。)
主クリシュナ、シヴァ神、ラーマ神、
イエス様への瞑想はサグナ瞑想です。
これは姿態(容姿)とその神の持つ属性(グナ)への瞑想です。
主の御名を同時に唱えます。(ジャパヨーガ)
これがバクタス(神の信奉者)が行うサーダナです。
自己実現への瞑想はニルグナ瞑想と呼ばれます。
これはヴェーダンティンス(ヴェーダ哲学の実践者)の方法です。
オーム(OM)、ソーハム(Soham)、
シヴォーハム(Sivoham)、
アハム・ブラフマースミ(Aham Brahma Asmi)
「私はブラフマンである」
タット・トヴァム・アシ(Tat Twam Asi)
「汝はそれである」
への瞑想は、ニルグナ瞑想と呼ばれます。
赤々と燃えている竃(かまど)のなかに、
鉄の棒を入れてごらんなさい。
すると鉄は火のように真っ赤になるでしょう。
ところが火から取り出すと、赤い色を失います。
もし赤いままにしたいのであれば、
火の中に入れておく必要があります。
同じように、あなたの心が常に、
ブラフマンの知恵の火で、満たされていたいと望むなら、
絶え間なく身を削るような瞑想を通して、
ブラフマンの知識の火に身を浸しておくことです。
言い換えれば、
ブラフマンの意識の絶え間ない流れを保ち続けるのです。
瞑想は最もパワフルな心と神経の強壮剤です。
聖なるバイブレーションは身体のすべての細胞に浸透し、
人間の肉体が受け継いできた様々な病気を治します。
定期的に瞑想する人は医療費を節約できるでしょう。
瞑想中に発生する強力な鎮静波(癒しのバイブレーション)は、
マインド、神経、臓器、身体の細胞に、
恵みあふれる影響を及ぼします。
神聖なエネルギーは、主の御足から精油の流れのように、
実践者の様々な有機体のシステム内の、
導管を自由にあちらからこちらへと流れていきます。
もし、あなたが30分間の瞑想を行えば、
瞑想から得られる、平安と霊的な強さという力で、
1週間の間、日々の生活という戦いを難なくこなせるでしょう。
これが瞑想の有益な効果です。
あなたは(瞑想者の)特有の質の心を持って立ち振る舞うので、
必要な強さと平安を瞑想から得て、
心配事やトラブルから解放されるようになります。
皆様に平安がありますようにOM
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