スワミジの言葉 イエスの生涯 新連載 64

   「イエスの約束 」

シュリ・スダルシャン・シャルマ ①

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「疲れた者、重荷を負う者は、

だれでもわたしのもとに来なさい。休ませて上げよう。」

マタイ11章28節

 

「父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。

そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。」

ヨハネ福音書6章 37節 

(原文では36節だが新約聖書と照らし合わせて訂正 訳注)

 

これはイエス様からの招待状です。

皆さん宛の、親密でとても優しさに溢れた招待状です。

これは必ず守られる約束です。

天地は滅んでも、主の言葉は決して滅びることはありません。

なぜなら、この言葉はイエス様からだけではなく、

主を遣わした)からの約束でもあるからです。

主は自分の思いではなく、天の御父の意志のみを求めています。

 

 

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不幸のために心の平安を失っている全ての人宛に、

主はこの招待状を送りました。

運命の荒々しい手によって、

残酷にも打ちひしがれている人々は皆、

希望と勇気、そして慰めを与えられるでしょう。

真に、イエス様は不幸せな者の為にこの地上にきたのです。

多くの人が、陽の輝く下にいながら、生きる意欲を失い、

すすり泣きとため息の中、苦しみに満ちた人生を生きています。

しかし、多くを失ったと考えるのは間違いです。

なぜなら、

それらを補って余りある大いなる希望が待っていますから。

皆さんは孤独ではないし、見捨てられてもいません。

皆さんのことを深く気にかけている方がいるではありませんか。

彼の望みは唯一つ、

未だ成就に達していない魂を完成させることです。

もし、皆さんが、

エス様には救いの力があるのだと信じ、彼に付き従うのなら、

彼は道の途上のすべてのイバラを取り除き、

道を整えて真っ直ぐにしてくれるでしょう。

信仰を持つ者は誰も決して失われることはありません。

それに比べ、ああ!不信仰な者は何と悲しい定めでしょう!

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エス様は非難し、排斥するために来たのではなく、

人々を受け入れ救うために来たのです。

これが、理論哲学体系の提唱者としてではなく、

主が救い主として世に知られている理由です。

また、主が知性よりも愛に重きを置く理由もこれです。

人は知識の光によってのみでは生きることはできず、

親密な愛の暖かさを必要としていることを、主はご存知でした。

人は理解される必要があり、さらには、

災難からくる失意と悲しみから救われなければなりません。

人はどのような状態に陥ろうとも、

生きる望みを持ち、平和と幸福を望むものなのです。

 

 

OM 一切のものに平安あれ!

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