今回、
熱心な読者の方から、とても良い質問がありましたので、
皆様と共有したいと考えて、ここに回答いたします。
まず質問の方から
以下引用
クリヤ・プラーナヤマの意識の焦点について質問があります。
本やブログで読む限りは
眼球はプルマディヤ(眉間)にむけ
常の意識の中心はメデューラにおきながら
吸息でスシュムナー管のなかをムラーダーラ~メデューラ~ ビンドゥと順に意識
止息でビンドゥ意識
吐息でスシュムナー管のなかをビンドゥ~メデューラ~ ムラーダーラと順に意識
止息でムラーダーラ意識
となっていそうなのですがこれでよろしいのでしょうか?
ただ、本では常の意識の中心がプルマディヤになっていたり、
参考の図では、何かもう少し違う順序(オーム・ ジャパの順序に似ている)になっていたり、
とはっきりわかりにくいのですが、どうなのでしょうか?あまり、 こまかく気にせず
直感に従っていくというかたちでよいのでしょうか?
これはとてもいい質問です!
そうなんです!!
こういう細かいところが
やはり本では伝わらないんですね
(って著者の能力の問題では?←なに💢!?👊 笑)
はいお答えします
まず
そもそも何故?
クリヤプラナヤマをするのか?ということが肝心です。
本当はクンダリニーがスシュムナの中を上昇すればいいんですよね?
ところがそうはいかない・・・・
何故か????
それは、ノット(結び)で詰まっているからです。
それはムラダラ、マニプラ、アナハタ、アジュナなど
主要なチャクラの部位でプラーナが滞っているのですね。
そのため、クタスタを結びつけている
副経路を通してオームジャパを通して、チャクラを刺激し、
クリヤプラナヤマでスシュムナにプラーナが流れるように
修養するのです。
またマハームドラやナヴィクリヤ 、ケチャリムドラなどで
プラーナの滞りを解いていきます。
そう
クリヤプラナヤマで
本当に意識しないといけないのは
ムラダラからビンドゥーまでのプラーナの流れなのです。
クリヤプラナヤマⅠではブルマディヤ(眉間)に集中します
そしてプラーナの流れとチャクラに集中します
クリヤプラナヤマⅡでは後頭部に集中します
セカンドフェイズではチャクラを感じることに重点を置きます
そしてクリヤプラナヤマⅢでは
ダイレクトにスシュムナーの中をプラーナが流れることを意識します。
ここで注目していただきたいのは
アジュナチャクラから
ビンドゥーまでの直線的な経路がない
ことです!(◎_◎;)
そうなんです
だからこそ
第3の目が活動できないのです。
よく第3の目は松果体であると言われますね。
実際
第3の目である松果体は退化しているだけではなく
下垂体との神経経路がないために
深層意識で感じたものを見ることができません。
本来、視覚野は脳の後方にあるように
視覚的に 何かを感じるときは 後方に意識が移動します。
しかし具体的に映像化できるのは
アジュナに集中することによってなのです。
そして、
プラーナの流れの最終目標であるサハスララに集中するために
意識は
図のように3点に分散されるのです。
どうでしょうか?
難しいですね
もともとヨーガは直接指導されないと
自転車と同じで伝わりにくいですね😚
是非
講習会にご参加ください!🤓
コメント
コメント一覧 (1件)
こんにちは、いつも見させていただいています。
幾つか質問があります。私は普段、道教に伝わるクンルンネイゴンという行を行っています。クリヤヨガではないので、共通しない事柄もあるかもしれませんが、よろしければ回答していただきたいです。
今回の記事で松果体に関することが書かれていましたが、ブルマディヤ、ビンドュー、後頭部、この3つの位置に意識を置かなければ松果体の覚醒は起こらないという考えでよろしいでしょうか?
また、私自身、普段の瞑想や行をしている際ブルマディヤ(眉間)の辺りに内側から押されているような感覚、張った感覚をよく覚えます。これはチャクラの詰まりゆえに起こることなのでしょうか?正しい行を行う人ならばよく起こりうるものなのでしょうか?
それともう一つ、「性エネルギー」に関する質問です。人体の覚醒のためには性エネルギーを正しく使うことが重要だと様々な本に書かれていますが、具体的に性エネルギーと人体の覚醒にはどのような関連性があるのでしょう?私自身まだ20代前半ということもあり、どうしても性の誘惑に嵌まってしまうことがあります。精子を無駄に消費してしまうことは覚醒に必要なエネルギーを使ってしまうことなのでしょうか?
東京の講習会に行くことはできませんが、いつか札幌で開かれる際には近場なのでお邪魔したいと考えています。これからもよろしくお願いします。