クリヤヨガ におけるクンダリニーの総括

クリヤのクンダリニーの総括

クリヤヨガ、そして伝統ヨーガにおける、

クンダリニーの教えをまとめておきましょう。

クンダリニーは、

ムラダラチャクラに三回半のとぐろを巻いて眠っています。

その姿は古今東西密教では火の蛇として描かれています。

そして、物質的肉体と重なるディメンションを、

スシュムナと呼ばれる、管が貫いています。

スシュムナの複数の層に分かれたナディ(管)を、

各ディメンションに対応する複数の蛇が上昇するのです。

この、それぞれのナディを様々な障壁が塞いでいます。

それをノット(結び目)と言います。

そのノットはチャクラに存在していて、

イダーとピンガラが交差する場所です。

 

 

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それは、停滞してプラーナや誤った思考、感情や、

カルマなどで閉塞しています。

ですから、ヨギはイダーとピンガラという、

スシュムナに並行して走行するナディにプラーナを通しながら、

体の正中線を全面と背後に流れるナディに、

プラーナを通すのです。

このナディはチャクラの陰陽のクタスタを流れています。

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そのようにして、

ナディソダナ、ウッジャイプラナヤマ、オームジャパ、

などの各種の基礎のプラーナヤマをおこないます。

さらにクリヤの技法を用いながら、

スシュムナのノットの結び目をほどいていくのです。

ですから、全てのクリヤの技法の中心にあるのは、

心理的浄化、感情のタルシス、カルマの返済になるのです。

マハームドラはムラダラのノットを解きほどきます。

ナヴィクリヤはマニピュラチャクラを、

ケチャリムドラはアジュナを解きほどきます。

そのようにしてプラーナは、

スシュムナを自由にいきゆき出来るようになるのです。

そして、アナハタチャクラのノットを、

各段階のクリヤプラナヤマと、

オームカークリヤで解きほどいていきます。

このように段階を踏んで、スシュムナを内在化して行きます。

最終的にクリヤの奥義でクンダリニーを上昇させるのです

このときサハスララチャクラも花開きます。

ですから、クリヤの技法の段階には意味があるのです。

「明かされたクリヤヨガの技法」を順番に読んで、

学び実践することが大事です。

功を焦るならば、全てが台無しになります。

 

 

 

 

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