レッスン4 その2 ヨニ・ムドラ実践

ヨニ・ムドラ実践手順

それは手順を説明していきましょう。

 

1. ケチャリムドラを行います。

 もしできなければ舌はリラックスしたままでも構いません。

2. クリヤプラナヤマの時と同じように

 息を吸いながらプラーナをムラダラから上昇させて

 アジュナ チャクラへ送ります。

 (メドゥーラへ送る方法もあります)

 

3. 息を吸い終わる頃に

 両手の肘を横に張り出すようにしながら

 顔の横まで持ち上げて親指で耳の穴を閉じます。

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 耳珠と呼ばれる軟骨で塞ぐようにして押さえましょう。

 人差し指でまぶたの上を抑え

 中指で鼻翼の上から鼻の穴を塞ぎ

 薬指と小指で口の上唇と下唇を挟むようにして

 口を閉じます。

 これを素早くいっぺんにおこないます。

 練習を繰り返せばできるようになります。

 そのまま息を止めます。

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 注意

呼吸を止めている間は喉を締め付けたりしません。

お腹はリラックスさせて保息します。

鼻や口に吐く息で圧を加えたりもしません。

 

4. 息が吸い足りない時は

 中指を緩めてさらに息を吸います。

 

5. 意識をアジュナ 、もしくはメドゥーラに置き

 そこからブルマディヤ(眉間)を見るようにします。

 アジュナ もしくはメドゥーラからブルマディヤに

 エネルギーを送り、ライトアップ(点灯)させるイメージです。

 心地よく息を止めている間

 クタスタ(星)が出現するのを待ちます。

 

6. 集中している間OMを繰り返し唱えます。

 

7. 苦しくなってきたら、無理をせず顔から指と手を外し

 鼻から息を吐きます。 

 同時にアジュナ (もしくはメドゥーラ)からムラダラチャクラへ

 暖かいプラーナが流れ下るのを感じます。

 

以上を心地よく感じる回数行いましょう。

 

留意点

 

*クリヤヨガ で多く見受ける間違いは

保息(息を止める クンバカ)を自らに強いることです。

心地よく感じる程度にとどめてください。

ホーンソーなどのクリヤの技法も同じですが

ヨーガは心の寂滅のために呼吸停止を利用します。

しかしそれは強制したものではなく

心のブリッティ(波 雑念)が静まった結果

自然に起こる現象です。

中には失神するまでする人がいますが危険です。

指導者がいない場合は経験と知識のある方を探してください。

 

*就寝前に行うことができます。

深い眠りに導いてくれるでしょう。 

潜在意識との繋がりが生まれ超意識へとつながっていきます。

 

 

マリア・ステファノ

 

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