レッスン2 その2 マハームドラのプラクティス手順

マハームドラの6つのバリエーション

それでは早速実践していきましょう。

 

1.右足を引き寄せるマハームドラ

 マットやブランケットの上に座ります。

 骨盤を傾けないようにして、左右の臀部を地面につけます。

 まずは両足を抱えるようにして(日本の体育座り)します。

 そして、左膝は曲げて力を抜き外側に外旋させます。

 右膝は曲げたまま両手を両膝の下に抱えるようにして

 膝を胸に近づけます。

 この時背中が丸くなったり猫背にならないようにしましょう。f:id:erohimaya:20180528190819j:plain

2.右足を伸ばすマハーームドラ

 そこから右足を伸ばして前屈します。

 この時、左足の踵は会陰(ムラダラ・チャクラの部位)に

 押し付けるようにします。

 流派によっては踵の上に載せる方法もあります。

 これはシッダアサナ(達人坐)の座りかたでも行われます。

 ブラフマチャリヤを守るために性欲を抑制する効果があります。 

 

f:id:erohimaya:20180528192239p:plain

 背中を丸めずに前屈します。

 右足の膝は伸ばします。

 左膝も十分に外旋して床につくと良いでしょう。

 この時スシュムナのナディの流れが

 ブルマディヤからヴィッシュダ、アナハタ、マニピュララ

 スワディスタナ、ムラダラ・チャクラと繋がっていることを

 意識しながらゆっくりと呼吸します。

 

3.左足を引き寄せるマハームドラ

 右足と同じやり方で左足も胸に近づけます。

 左足の踵はお尻に近づけます。

 背中は丸くならないようにしましょう。

 全ての運動において、リラックスを心がけます。

 

4.左足を伸ばすマハームドラ

 息を吐きながら左足を伸ばし前屈します。

 右足と同じようにおこないます。

 

5.両足を引き寄せるマハームドラ

 最初の体育座りのポジションから

 両足を抱えて胸に引き寄せます。

 両方の踵は床につけたまま、お尻に近づけます。

 

6.両足を伸ばすマハームドラ

 

f:id:erohimaya:20180528180826j:plain

両足を伸ばして前屈します。

肛門を引き締めます。

同時に腹部を収縮させます。

ゆっくりと呼吸をしながらブルマディヤ(眉間)に意識を集中させ

心の中でOMを6回から12回唱えましょう。

そしてブルマディヤとムラダラ・チャクラが

スシュムナで繋がっていることを実感します。

 

全てのマハームドラのバリエーションが終わったら

体育座りに戻ります。

そしてアジュナ チャクラから、ムラダラチャクラへ

いき行きするプラーナの流れを感じましょう。

この流れは呼吸に連動しておこっています。

 

休憩を入れながら

マハームドラの6つのバリエーションを

繰り返し行いましょう。

 

注意点

 

呼吸をゆっくり行います。

5〜6回の呼吸の間、一つの姿勢を保持します。

リラックスして行うことを心がけてください。

体操選手のように弾みをつけないようにしましょう。

6つ目のマハームドラのバリエーション(パスチモッターナサナ)

ではアナハタ・チャクラに集中すると

内的な音を聞くことができるでしょう。

 

焦らず

ゆっくり行ってください。

内部のプラーナを感じることが大切です。

 

AUM

マリア・ステファノ💚

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次