レッスン10 その2 ババジの教え ラヒリマハサヤ大師の伝承 ファーストクリヤ

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クンダリニーのエネルギーは千の花弁を持つサハスララチャクラへと上昇させなければなりません。

クンダリニーはムラダーラチャクラで眠ったままです。

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中央管であるスシュムナからエネルギーを上昇させることで、

クンダリニーを徐々に目覚めさせていきます。

この方法は数多いクリヤヨガのスクールでも多くのバリエーションがあります。

共通するのは呼吸が要となっていることでしょう。

意識的な呼吸によって、さらにマントラを用いることによって、

パンチャコーシャ(肉体を含む5つの体 知性とアートマンを含めて7つとも言われる)

のエネルギーが活性化します。

その結果、過去の記憶が鮮やかに蘇ったり、

肉体の痛みが増強したり、逆に消失したりします。

カルマと関係するコーザル体(原因体)が活性化することで、

思いもかけない出来事が続出したりもします。

急に不運に見舞われたり、幸運なことが起きたり。

多くの人は体の変調や、不幸なことが起きると怖じ気づいてしまい、

修行をやめます。

しかしこれは、パンチャコーシャの変化によって起きることなのです。

マントラはこれらの不調、不和を整える作用があります。

簡単なマントラを覚えると良いでしょう。

マハームリチュンジュナマントラを覚えておくと良いでしょう

 

オーム トリャンバカム ヤジャーマヘ

スガンディン プシュティ バルダナム

ウルバールカミバ バンダナーム

ムリティヨー ムクシーヤマームリター

Om Try-Ambakam Yajaamahe

Sugandhim Pusstti-Vardhanam

Urvaarukam-Iva Bandhanaan

Mrtyor-Mukssiiya Maa-[A]mrtaat

 

最近ではYou tubeでもUPされているので聞いて覚えてください。

今後のクリヤヨガでも使用します。

 

伝統的なインドの聖人は皆、

ガヤトリマントラとこのマハームリチュンジュナマントラを勧めています。

ヴェーダには多くのマントラが存在しますが。

その都度UPしていきます。

 

結局、世界は波動であり、音でできているのです。

ですから、クリヤバン(クリヤヨガの実践者)は

日頃の言葉を常に吟味しなければなりません。

否定的な言葉、罵りや非難、中傷や噂話は、

人を傷つけるだけではなく、自分自身を傷つけます。

クンダリニーの覚醒を目指す人は言葉を大切にしなければ

海辺の砂の城のように全てを失うでしょう。

 

祈りやマントラによって、

カルマを減らすことができますし、病を治すこともできます。

そのように聖者は教えます。

 

それではファーストクリヤを行なっていきましょう。

 

⑴ まず瞑想のスタイルで座りましょう。

 椅子に座ってもいいですし、床に座ってもいいですが、

 背中がまっすぐに伸びることが大事です。

 腰に緊張をもたらさないようにリラックスしましょう。

 ナディ・ショダナ、ウッジャイプラナヤマ、タラビヤクリヤを行いましょう。

(以前のブログで紹介しています)

 もし他のクリヤヨガのスクールでマハームドラやナヴィクリヤを学んでいる人は、

 準備として行うと良いでしょう。

 これらのクリヤも今後紹介していきます。

 

⑵目をつむり、口を閉じて起きましょう。

 ケチャリムドラができる人は下を巻きます。

 完全にできない人はタラビヤクリヤでも構いません。

 (ラヒリマハサヤ大師はケチャリムドラができない人には

  高度な技法は教えなかったそうですが^^;)

 眼球は眉間を見るように上転させます。緊張させないようにしましょう。

 意識はアジュナチャクラの後位クタスタであるメドゥーラ(延髄)へと向けます。

 

⑶鼻から息をゆっくりと吸います。

 用いる呼吸はウッジャイプラナヤマです。

 声帯からではなく、鼻腔の奥でシューという音を響かせます。

 わかりやす説明するとダース・ベイダー卿のように笑

 息を吸いながらムラダーラチャクラからエネルギーが上昇するのを想像します。

 息を吸い終わるごろには、このエネルギーはビンドゥーへ達します。

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 意識をスシュムナ管へ向けることを忘れないでください。

 ムラダーラからエネルギーが上昇しメドゥーラを通り、そしてビンドゥーへ達します。

 吸気は10から20の数字を数えましょう。体力に合わせて無理のないように行います。

 

⑷2〜3秒 息を止めます。(保息)

 意識はビンドゥーに集中して、マインドが静まり、平和を感じます。

 

⑸そして穏やかに息を鼻から吐きます。もちろんウッジャイプラナヤマです。

 同時にイメージを用いてエネルギーをビンドゥーからムラダーラまで下げていきます。

 息の長さは吸気と同じ長さにしましょう。

 最後はムラダーラチャクラに意識を下ろします。

 重要なのは眼球を眉間に上転させたまま意識の中心がブルマディヤにあることです。

 これは船の錨のようなものです。

 ムラダーラからスシュムナ、ビンドゥー、

 メドゥーラ、スシュムナ、ムラダーラと意識の焦点は変わりますが、

 その中心がブルマディヤに留まらなければなりません。

⑹ムラダーラチャクラに意識を留めます。

 そして2〜3秒の間、思考の停止と平和を楽しみましょう。 

 この⑶〜⑸クリヤを最初は12セット行います。

 そして少しずつ24セットまで増やします。

 焦らず数ヶ月(2〜3ヶ月)かけて行いましょう。

図を参照してください。

 図の作成で疲労しますた😂

 

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続く

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