聖なる母と暗黒の力

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聖なる母についてお話ししましょう

 

長い人類の歴史の中で聖なる母は様々な名前で呼ばれてきました

 

イシス(アイシス)、ステラマリス(海の星)、シャクティー、クンダリニー

サラスワティー、カーリーなど

 

疑いようもなく準備なしに

シャクティクンダリニーの炎に飛び込むならば

大火傷をするのは間違いないでしょう

この聖なる火を掻き起こすマントラは低いM

(ムー 牛のモーの発声に似ています)です

 

クンダリニー仙骨に三回半体を巻き

逆三角形の火を象徴するマンダラのエネルギーの中に

眠っています。

 

このエネルギーを背骨に沿って上昇させるためには

道徳的成長

つまり ヤマニ・ヤマの実践

マインドの浄化

モラルが求められます

 

泥棒も人殺しも憎しみに満ちたものも

クンダリニーは発達できません

 

もし、

そのような人がこのようなクンダリニーを上昇させようと

試みるならば

間違いなく破壊的な力が目覚めるでしょう

西洋の神秘学ではクンダバファーと呼ぶそれです

クンダバファーは悪魔の尻尾とも呼ばれます

 

ムラダラチャクラのクセトラムは会陰部にあります

会陰は生殖器と肛門の間にあります

クンダバファーが目覚めた人物は

悪に目覚めます

悪意ある言葉、中傷、性的なパワーの乱用が悪の扉を開きます

 

尾骨は本能的な意識が存在する場所です

この領域は性本能や動物的感覚に関係します

またこの領域は破壊的に作用すれば

原始的、動物的な暴力、血に関する領域です

性的に退廃するとサドマゾの領域に関わることになります

ソドムとゴモラの領域です。

ムラダラチャクラが否定的に開発されると

人によっては肛門性愛者になります

習慣的に憎しみと情欲に慣れてしまった者は

いつの間にかこのクンダバファーを目覚めさせています

最低なレベルの意識は殺人と性暴力の赤い光線に満ちています

 

 

霊性修行者の精神的進化は

背骨のクンダリニーの成長の度合いによって測ることができます

花が一晩で成長して咲くことがないように

クンダリニーも徐々に発達します

一気に上昇して脳が熱をもって死んでしまったなどというのは

大きな誤解です

クンダリニーを無理に上昇させようとしても意味のないことです

クンダリニーは精神的進化の結果上昇するのです

 

そしてその基礎は性です

もし性的に純潔でなければ

ブラフマチャリヤでなければ

クンダリニーは目覚めることはありません

 

純潔でない場合はクリヤによって目覚めたエネルギーは

暴走します

 

 

人間の意識は四段階あります

 

1眠りの状態

 

2白昼夢を見ている状態

 これが私たちの状態です

 目が覚めているのに

 マーヤに騙されていて自分が

 どこから来て どこに行くのか 何のために生まれて来たのかを

 完全に忘れている状態です

 

3そして自分が眠っていることに気がつき始めた状態

 

4最後が完全に覚醒した状態トゥリヤと呼ばれるものです

 

この4つの意識以外に知られていない段階があります

 

それがクンダバファーが目覚めた時に開かれる悪の扉です

例えばヒトラーを見てみましょう

彼は明らかにサイコパスです

偏執狂であり

権力とパワーを渇望していました

彼は北欧のルーン文字に興味を持ち

魔術を研究していました

スワティカをナチスの象徴として用いました

それがハーケンクロイツです

SS隊員にはルーンシッグを用いました

ヒトラーが神秘学に興味を持ち悪用したことは明らかです

 

彼はクンダリニーについて知っていましたが

悪用したのは明らかです

性エネルギーを権力とパワーに流用するために

結婚をしませんでした

 

民衆をシャクティーで催眠下に支配するために

壇上に穴を掘らせておき

自分の男根を差し込んで腰を振り

興奮しながら演説したのです

最終的に彼は錯乱してしまいました

ユーゲンに話しかけるヒトラーの背中に回した手が

ブルブル震えているのが映像で確認できます

完全に精神的に混乱し脳も破壊されています。

冬のロシアにドイツ兵を送り見殺しにしました

ベルリンの地下壕に川の水を流し込み市民を溺死させました。

最後まで自分は間違っていないと主張しました

最後の最後までドイツは勝つと言っていました

 

最後は愛人エバブラウンを殺害し自殺したのです

 

SS隊員の隊長のヒムラーは本物の変態でした

SS隊員の幹部は彼の男根をフェラチオして射精させなければなりませんでした

そうして初めて入隊が許されたのです

彼の2階の書斎には人骨でできた書棚がありました

人の大腿骨でできた三本足の椅子がありました

ランプのシェードには人の背中の皮が使われていました

これは最悪な黒魔術の一種です

 

みなさんがクリヤヨガ実習して

様々な能力が発達した時に

歴史上の人物の秘密を知ることができます

 

エスキリストはどうでしょうか

彼こそ完全な愛の権化でした

聖なる母マリアは宇宙のロゴス(言葉)の女性的側面の現れでした。

 

聖書を注意深く読むのであれば

クリヤヨガについて語っている箇所を多く発見できるでしょう

 

 

子羊の血で自分の着物を洗ってー性エネルギー シャクティーを昇華して

いのちの木の実を食べる権利を与えられーチャクラを正常に機能させ

門を通って都にはいれるようになる者はー尾骨のスシュムナの門からクンダリニーを上昇させる者は

幸いである。

ヨハネの黙示錄22章14節

 

 

なんども言いますが

クンダリニー機械的に目覚めることはありません

クリヤヨガは科学的方法ですが

マインドー心と感情を教育しエネルギーを方向づけなければなりません

クリヤヨガを行いマインドを浄化しない者は

出力の出口のない原子炉を稼働させるようなものです

翼がないロケットを飛ばすようなものです

 

 

人が最も崇拝すべきなのは愛です。

エスは言いました。

「自分の友のために死ぬという行為以上の愛はない」

 

多くの聖者と言われた人々が性的には堕落していました。

結果的に彼らはブラフマチャリヤを実践していなかったのです。

「私は彼女と儀式をしたのです」そう言って多くのグルが離婚し

新しい妻と生活をしてます。

なんども同じように妻を取り替える聖者と称する人もいます。

これがヨガなのでしょうか?

みなさんは正しいグルを選ばなければなりません。

そうでなければ間違った道に迷い込むでしょうから。

 

 

ブラフマチャリヤ(純潔)こそクンダリニーの鍵であることは

疑いようがありません。

 

これからファーストクリヤイニシエーションについて述べていくことになるでしょう

 

どうぞ聖なる母を崇拝し

愛のためにこれらを学ぶということを忘れないでください。

さもなければ、

これら秘密の教えと技法は、

あなたを完全に破壊してしまうでしょうから。

 

 

聖なる母への祈りを毎日行ってください。

 

最後に偉大なるスワミ・シヴァナンダの聖なる母への祈りを紹介しておきましょう。

 

「母なるクンダリニーよ、お目覚めください。

 汝の本質こそ永遠なる至福です!

 それはブラフマンの至福です。

ムラダーラの蓮の花に蛇のように眠っている汝、 

悲嘆に暮れて、傷つき、苦しんでいる私の心と体に住まわれる汝、

 どうぞ私を祝福し、お住まいの底の蓮の花(ムラダラチャクラ)からお昇りください。

配偶者シヴァ、自我の原因であり宇宙の主よ、

 中央菅(スシュムナ)の経路を通して、そなたの妻クンダリニーを上昇さしめたまえ。

 スヴァディシュタナをあとにして、

 マニピュラカ、アナハタ、ヴィシュッダ、そしてアジュナへと。

 そなたの主なる神、シヴァと一つとなりたまえ。

 脳に在る千の花弁をもつサハスララへ。

 最高の悦びをもたらす、おお母よ、そこで気遣いなく憩われますように。

 実在であり、知識であり、最高の悦びである母よ。

 目覚めたまえ、母なるクンダリニーよ、目を覚ましたまえ」

 

 

 

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