ディヤーナはプラナヤマを1728回実践すると起こる。
ディヤーナにとどまることで
休みなく絶えず変化する心、
ブラフマンに住まうことのない心によって作り出された大いなる罪を破壊できる。
そのような罪を取り除く方法は他にはない。
シャーマ チャラン ラヒリ
瞑想についてはラヒリマハサヤはクリヤヨガのディクシャでは特に教えることはなかったそうです。
その理由として
1生徒はすでになんらかの瞑想に親しんでいるから
2瞑想は大変な時間を消費する
それはクリヤヨガの特質に反するものである
彼はクリヤヨガから気を散らすような実践を生徒に勧めることはなかった
というのが主な理由のようです
しかしながら
僕は積極的に瞑想を行うことをお勧めします
JCスティーブのクリヤヨガの解説を見ると
クリヤプラナヤマにより機械的に起こるのだということです
これは正直いうと少し乱暴だと思います
僕自身は中学生の頃には本格的に
瞑想を始めていましたが 当時は道教の教えに基づいて行なっていました
心が彷徨うどころか 自分の心が全く自分とは別のもに思えたものです
結局完全に寂滅と言われる境地に入れるようになったのは
高校生になってからでした
僕自身が効果があったのは
夕方から夜にかけて瞑想するものですが
最初は1時間くらいかけて その日一日を明確に振り返り
その時に言ったり聞いた言葉や その時に思ったこと感じたことを追体験するものでした
それを時間をかけて行なった後
今度は自分の心を見つめていきます
何を考えてるか 感じているか どんな欲求があるか
これを時間をかけて行なっていくと やがて泥水が透きとおっていくように
心が落ち着いていきます
やがてこの状態が続くと がくんとスイッチが入るように簡単にサマディーに入れるようになりました
しかし当時はすでにプラナヤマを実践していましたので
ただ単に瞑想だけでは進歩はできなかったのかもしれません
伝統的なクリヤヨガの瞑想法
SRFで偉大なパラマハンサ ヨガナンダジが説明しているように
ヨギは眼球を上転させて眉間に集中します
他には心臓やチャクラに集中させる方法がありますが
クリヤヨガでは眉間集中するのが基本です
ここはクリヤヨガではブルマディヤBhrumadhyaと呼びます
大事なのは時間ではなく質 深さです 漫然と瞑想してもなんら意味がありません
瞑想の時は体を動かさないようにしましょう
これは多くの人にとって苦手でしょう
というのは多くの人は無意識に行動しているからです
余談ですが
ヤマニヤマにサティヤという禁戒があります
僕は以前上級ヨガのコースに講師で呼ばれて
瞑想の講義をしましたが
いかに多くの人が自分に嘘をついているかをから振り返ることを説明し
自分を傷つけることを許す話をしました
そして 自分の間違いも人の間違いも「許す」ことから
瞑想が始まることを伝えました。
しかし・・・・・
全く理解されなかったのを思い出します😞
そこのヨガの先生も理解できてなくて 講義の後に
なんども「嘘はついてはいけない」と訂正されていました笑
私たちは自分に嘘をついてませんか?
本当は大丈夫じゃないのに「大丈夫」って言ったり
無意識に強がったり あるいは甘えてしまっていたり
それは アヒンサー非暴力に反して自分を傷つけたり
結局 それが親しい人に苦しみを与えたり
ヤマニヤマってヨガのトレーニングや教師養成コースで取り上げるけど
自分の行動を通して瞑想を通して理解できるものなんです
ですから そのスタートとして瞑想中に全く体を動かさないところから始めると
自分の無意識の部分が見えてきますよ😃
瞑想の手順
1瞑想の座法をとる
2集中に先立ち ナディソダナ ウジャイプラナヤマ タラビヤクリヤ(後で説明します)や他のクリヤを行う
の写真の用に組んでおきます
内なるエネルギーの循環を感じます
4口と目は閉じて緊張をとりましょう
5眉間ブルマディヤに集中します
6やがて眉間に光が見えてきます
初めて見ると緊張したりびっくりしますが 暗闇で眉間に集中すると光が見えるのは当たり前のことです
怖がる必要はありませんし オカルト現象だと思ったり 何かを期待する必要もありません
またクリヤヨガで浄化が進むと 色々な音が聞こえるようになります
この音については後ほど説明します
大事なことは眠らないことです
ですから食後すぐは避けましょう
毎日5分から初めて続けてみてくださいね
マリアステファノ
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